小学校入学を控え、子供も自分も大丈夫かな・・、と不安な方も多いと思います。
具体的な心配事が思い浮かんでいたりもしますよね。
我が家では長男は小学3年生まで登校が不安定、次男(小1)は今まさに遅刻、欠席を繰り返しています。
そして私も、小学校2年生はほぼ休んで行っておりません(^^;
今回は小学校入学後に辛くなったら、というお話を書きたいと思います。
学校により対応は様々です。
長男、次男、または近隣の小学校を参考に書いています。
長男と私の幼少期の共通点
- 1年生の1学期は登校できていたのに、2学期から登校が辛くなってくる
- 2年生になり、少し慣れて落ち着くかと思いきや、1年生の時より辛い。
- 4年生から急に通えるようになった。
- 5、6年生は登校不安定を忘れてしまうくらい、普通に通う。
次男は今小学校1年生ですが、同じく入学直後は楽しく通っていたのに、だんだんと不安を口にするようになり、夏休み前くらいから登校が不安定になりました。
長男、次男、幼い私から言えることは、最初は小学生になったんだから頑張らなきゃ(何をどう頑張るのかよく分からないけど)、小学校は楽しいところ(だって大人がそう言ってたし・・)勉強は大変だけどやらなきゃいけない、行事や集会、係や委員会、色々あるらしいけど全部頑張る。
そう、それが小学生。
と思って、よく分からないまま1年生は頑張っていたのだと思います。
そのうちに、集団生活に馴染めない自分と、小学校生活は楽しいところ、大変なことも頑張らなきゃいけない、と思い込んでいる自分の心に無理が出てくるのかもしれません。
次男が1学期から登校できなくなったのは何故?
次男は1年生の1学期には遅刻を繰り返すようになりました。
私や長男に比べたら早いですよね。
私は次男に、入学前から小学校の話を沢山していました。
楽しみなことも話しましたが、「こんなことは大変かもしれないよ」、という話もしました。
長男が学校に行けずに辛かった話、その時私はどう対処したのか、もし次男が辛くなったらこうしようね、ということなど。
長男も自分が辛かった頃の話をよくしていました。
次男は長男と同じ小学校ですから、長男の辛かった経験はとてもリアル。
と言っていました。
確かに長男と次男の性格はまるで違います。
長男は辛くても言い出せず我慢してしまうタイプ。
次男は明るく、何でも言えるタイプ。
困った時に「困った」と先生に言えることは、頼もしく思いました。
何かあった時に自分で解決できそうだから、次男の学校生活は大丈夫かな?と私も思っていました。
でも結果を言えば早い段階で行けなくなってしまったんですね。
次男は「どうしてだろう・・」と思い悩んでいますが、私にしたら「学校は辛いこともあるよ」と教えておいたので、「辛いから行きたくない」と私に言いやすかったのかも、と思っています。
これって決して悪い事ではないですよね。
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学校に行きたくない理由は?
「うちの子が学校に行けなくなってきて・・」という話をすると必ず聞かれます。
「行きたく無い理由はなんでしょうか?」と。
明確な理由が分かった方が対処ができるので、親としては助かります。
でも次男は「これと言った理由がない」と言います。
話を聞いていると、どうやら本当に無さそうなのです。
入学当初は色々とありました。
例えば偏食なので給食が心配、吃音があるので学校で大丈夫か、など。
でも担任の先生も学校側も、細かにその都度対処してくれています。
私も決して無理に登校させたりはしていません。
気になっていたことが解決して、ふと行けるようになる。
すぐまた別の理由ができて行けなくなる。
そんな波を繰り返して、だんだん行けなくなってきました。
しかも今は「学校に行けない理由は特にない」のにです。
次男は、そして同じく低学年の頃に登校できなかった長男も、人一倍敏感であるHSCがあるから、というのは大きいと思います。
長男、次男の登校不安定、HSCのお話はまた別に書きたいと思いいますが、登校し辛い理由は、本人が言う不安が一番重要です。
でもお母さんが思う「これが原因かな・・」もとても重要だと思います。
何故かというと、子供のことをよく理解しているのもありますが、小学校のことも理解していますよね。
私達は、小学校6年間を卒業した先輩なのですから。
私なんて不登校まで先輩です(^^;
ポイント
お母さんが思う、小学校のこんなところに、我が子のこんなところが少し辛いのかもしれない・・は、今後の対策の為に重要だと思います。
知っていますか?相談できるあれこれ
入学にあたり様々な心配事があると思います。
性格の事、気質の事、お友達同士や勉強のこと。
年長さんが終わったばかりですから、トイレの心配もあるかもしれません。
学校が始まってからではないと分からないのは確かですが、そもそも入学式翌日から大丈夫なのかな・・と心配になったり。
とても緊張しやすい、トイレが他の子より近い気がする、吐き気出やすい、お腹が痛くなりやすい、など、他にも様々です。
それを我慢させると、不安感が増してしまう子がいます(うちの子)
授業を1時間通して受けられるかな、1日を終わってこれるかな、と思う子もいると思うんですね。
そんな時は不安なままで学校生活を開始せず、入学前検診の時や学校説明会の時に直接先生にお話しされると良いと思います。
そのまま入学前に学校の先生と面談などの機会ができて、ゆっくり伝えられるかもしれません。
まずは入学前に小学校に行くタイミングで、
「小学校生活で不安なことがあります。ご相談させていただきたいのですが、どのようにしたら良いですか?」と近くにいる先生に声をかけてみて下さい。
簡単に内容を聞かれるかもしれないので、いくつか答えらえるようにしておくと良いと思います。
(学校の先生と話すのは緊張しますからね汗)
また、学校生活が始まったけど心配なことが出てきた、となったら、スクールカウンセラーに相談してみて下さい。
保健室の先生に相談するのも良いです。
チェック
保健室って怪我や病気じゃないと行ってはいけないと思っているお子さんがいますが、教室に入り辛い時、登校したけど授業を受けるのが辛くなってしまった時なども利用できると思います。
事前に担任の先生に伝えておくとスムーズに保健室で休むことができ、お子さんも安心するかもしれません。
学校で相談できる人は担任の先生だけではありません。
スクールカウンセラー、保健室の先生、場合によっては校長先生だって話に行って良いのです。
学校によっては他の相談先もあるかもしれません。
親がついていてあげられない学校内は、不安で怖く思う子もいると思います。
担任の先生との相性
担任の先生は通常1年間は同じ先生です。
その先生により考え方も対処の仕方もそれぞれですので、親や子供との相性はあると思います。
どうも合わない・・・という時もあるでしょう。
そういう時も先程の話になりますが、担任の先生以外にも、できる限り多くの先生の子供を見守っていってもらえたらなと思います。
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体調を崩した時
お腹が痛い、ご飯が食べられない、気持ち悪い・・・登校前の朝は特に不調を訴えます。
例え体のどこかが悪いわけではなくても、子供が感じる不調は本当です。
本当の病気になった時と同じくらい、子供には辛い症状があります。
私は病院に連れて行くことにしています。
子供も「こんなに具合が悪いんだから病気なのでは」と不安に思っているので、診察を受けてはっきりさせます。
小児科を受診したからといって、すぐに不調が消えるわけではありません。
でも医師に「学校に行き辛くなっている」と伝えれば、何らかのアドバイスや整腸剤、吐き気止めを処方されるかもしれません。
もしかしたらその薬を貰うことで少しの安心材料になるかもしれないですし、親もまた1つ新たな相談先ができます。
保護者同士の関係やPTA
親自身も学校や保護者との関わり合いが少し憂鬱に思う時もあります。
PTAは学校により大きく変わると思いますが、もし子供の登校が不安定なら、学校との繋がりがあった方が良いこともあります。
学校に行く機会が増えるので子供の様子を見れたり、学校の雰囲気、特色、同級生のことなど色々な情報が入ってきます。
小学校のことを知っていた方が、子供の不安にも具体的なアドバイスや対処ができると思います。
型にはまる必要はない
「小学生になるとどこまで親が関わっていいのか分からない。」という話をよく聞きます。
小学校って7歳から12歳ですから、一まとめに小学生とするのは難しいです。
子供の1年はとんでもなく大きいですから。
今まで手をつないで歩いていたのに、急に「1人で頑張っておいで!」は辛い子も沢山います。
他の子が普通にできていることを、自分の子供ができていない、となると猛烈に不安になりますが、そこは子供のペースで。
保健室登校でも、相談室に登校でも、遅刻しても早退しても、学校って相談すると意外と柔軟に受け入れてくれたりします。
学校側の対応を聞き、、家庭での考えを伝え。
まずは相談してみて下さい。
まとめ
入学前にあまり「学校楽しいよ!」「頑張ろうね!」とは言わない方が良いのかも・・とは思っています。
でも楽しいイメージでいて欲しい、とも思うのでなかなか難しいところではあります。
今回はざっくりと小学校って困ったことがあってもどんどん相談して大丈夫です、ということを書きました。
それでも対処したから学校に行けるようになるか、というと全然そんなことはなくて、
何をしても行けない時は行けないね!
というのが親としても、不登校だった私としてもの考えです。
でも暗雲ばかりが立ち込めているわけではありません。
また書いていきたいと思います。
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